地金の魅力 シルバー925とは?

地金の魅力 シルバー925とは 28vingt-huit ヴァンユイット

 

第5回目となりました、ジュエリーの基礎知識講座です。

今回はシルバーの魅力について考えてみたいと思います。

「銀色の」「シルバーの」という表現も多い地金として、認知度の非常に高い素材であるシルバー。
初めて購入したアクセサリーはシルバー製だった、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そもそもシルバーとは、銀という地金で出来ているものを指します。
純金は純度が99.99%以上のものを24金と呼ぶと以前にお話していますが、純銀はシルバー1000のことを意味します。

 

それではアクセサリーに使用される925とは何でしょうか。
他の地金と同様に割金を混ぜて素材に強度を持たせています。
使用している割金は銅。92.5%が銀で、残りの7.5%が銅になります。

特にシルバー製の場合、他の地金に比べると非常に柔らかい性質をもっていますので、シルバー1000のアクセサリーというものはほとんどなく、925製品となると考えられます。

シルバー製品にも打刻がしてあります。
「SILVER」
「SV」
「SV925」
「925」
「STARLING」
「STARLINGSILVER」
様々な打たれ方をしていますが、どれもシルバー925製を表します。

スターリングには「本物の、価値のある」という意味がありますので、銀製品で92.5%のものは銀製品として価値のあるものである、ということを表し、シルバー925と同様にスターリングとも呼ばれているのです。

 

さて、シルバー製品をお持ちになられた事のある方は誰でも経験されるであろうこと。

「変色」

お気に入りのシルバーのリングをしばらく放置していたら、真っ黒になってしまった。。。。
という経験、ありませんか?

なぜかというと、銀は空気中に含まれる硫化物による「硫化」が原因で、表面に硫化膜を作ることによって起こります。

使用している間は黒くならないのに。。。
と感じますが、それは身につけている間に手であり、衣類などに触れているためです。
放置してしまうとどんどん硫化が進んでしまうのです。

 

その変色を利用して、イブシによる陰影を出してアクセサリーそのものに味わい、風合いを付けることも出来るのがシルバーの魅力でもあります。

ピカピカに磨かれたシルバーも素敵ですが、冒頭の写真のように、陰影がある事でプラスされる魅力もある事を忘れてはなりません。

シルバーのお手入れ方法はいくつかあります。
基本的にお薦めなのはシルバー専用の磨き布で磨く事。これがシンプルかつ一番簡単です。

細かい部分の黒ずみは取り除く事はできませんが、陰影をいかしたシルバー製品の場合、特に有効となります。
せっかくのいい風合いが綺麗になりすぎてしまうと残念ですからね。

シルバー専用の液体シルバークリーナーもあります。
これは、陰影は関係ない、全体的にキレイめにしておきたいシルバー製品を綺麗にするのに有効です。
細かい部分の硫化も綺麗になりますので、当初の輝きを取り戻すことが出来ると思います。

ですが、硫化が進みすぎてしまうと、どちらの場合でも綺麗にするのが困難になってきますので、お手入れを定期的に行っていただく事をお薦めします。

保管の際には、なるべく空気に触れないようにしていただく事が何よりです。

このシルバーのお手入れが苦手、ピカピカのシルバーが好きという方もいらっしゃると思います。
その場合にはロジウムメッキをかけることによって、硫化を防ぐことも出来ます。

もちろん、ロジウムメッキは永久のものではありませんので、ご使用状況によって取れてくるものではありますが、定期的なお手入れをすることなく、シルバーの綺麗状態を保つことも出来ます。

 

さて、シルバージュエリーの魅力といえば陰影の他に大ぶりでボリュームのあるデザインとも言えるでしょう。

カレッジリングしかり、ウォレットチェーンなど、ゴロンとしたメンズジュエリーにも多く使用される地金ですね。

ブランドによって価格帯は様々ではありますが、そこにはそのデザインへのこだわりや、出来上がるまでに様々な工程を経て出来上がる訳ですから、一概に金に比べて安価なシルバーといっても多種多様になるのは当たり前の事と思います。

 

シルバー製品は、手をかけてあげることによって愛着も湧いて、その人なりの個性を長きに渡り作っていくことのできる魅力があると思います。
デニムのアタリと同じように、10年経ってさらに風合いの増す、そんなシルバージュエリーと出会えると良いのですね。

 

次回は真鍮、ブラスの魅力についてお話します。

 

 

 

 

 

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